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14th June 2018

2018/06/14   -作品演奏会関連

 

日本ではバリトン•サクソフォンのための作品が再演され、パリではバリトン•サクソフォンとフルートとの即興演奏の舞台があり、バリトン•サクソフォンとの関わりが強い6月頭となりました。本堂くん、外山さんという私のパリ留学以来の長い付き合いの2人とプロジェクトを作れるようになったのだと考えると実に感慨深い。長らく手をつけていなかった諸々に手をつける心の余裕もようやく生まれ、少しはアクティブになれそうな近頃です。

 

[東京、大阪での演奏会について]

本堂誠くんが素晴らしい奏者であるということは既に広く知られていることかと思いますが、それを証明付ける非常に素晴らしい演奏会であったことと思います。現場にいることは叶いませんでしたが、遠くパリの地からも確認することができる、それを確信できるほどの熱狂的な反応の数々がそれを物語っています。いつかまた彼のために10分〜15分くらいのまとまった長さの独奏曲やバリトン•サクソフォン+エレクトロなどを書ければいいなと願いますが、果たしてその機会は訪れるのだろうか。

 

[パリでの即興演奏の機会について]

終わってから気づいたことですが、舞台上で何かをするというのはおよそ10年振りのこと。そしておそらくこれがその最後の機会となることでしょう。得るものが多い、非常に貴重な機会でした。即興演奏に関わるようになってまだ日が浅いですが、この領域に関しての見識が少しはついたように思います。外山舞さんと内山貴博くんとの即興は実に心地よく、彼らと行うことになる次のプロジェクトが非常に楽しみです。写真は終演後の挨拶の際のもの。

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28th May 2018

2018/05/28   -作品演奏会関連

 

絵の具を水に垂らしてかき混ぜる…マーブル模様というのは私が最も好きな視覚的イメージのひとつ。物理的な法則に従い、シンプルな手順から生まれる視覚的な複雑性…複雑に絡み合う色は非常に美しい。これはただ美しいだけではなく、私にとっては音楽を紡ぐ上で、そして生きる上でとても大切なメタファーでもあります。

 

さて、いつの間にかあと少しとなりましたが、6月8日と6月11日に日本で、バリトン•サクソフォンのための3つのエテュードより第2、3曲が初演者の本堂誠くんによって再演されます。同じ演奏会では坂田直樹さんのバリトン•サクソフォンのための新作も演奏され、私のものと含め2曲がソロで、そしてショスタコーヴィチとラフマニノフの名作チェロ•ソナタはピアノとのデュオによって演奏されます。

 

バリトン•サクソフォンは今や決して特別な楽器ではありませんが、坂田さんのものと私のものは楽器というよりも彼へと向けて書かれた作品:すなわち、彼のポテンシャルへの信頼の上に初めて書くことが可能となった作品です。そして彼自身によるチェロ•ソナタの編曲は彼が最も熟知する彼自身のポテンシャルへの確信のもとに許されたバリトン•サクソフォンのための編曲です。これらが同じ会場で演奏されることは非常に楽しみ。誰よりも私が聴きたいこの演奏会ですが、パリでのイベントも目白押しのこの時期、伺えないことが本当に残念です。

 

本堂誠 サクソフォン リサイタル
6月8日(JTアートホール アフィニス、東京)
6月11日(ザ・フェニックス・ホール、大阪)

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21th April 2018

2018/04/21   -未分類

 

日本ではもちろんのことですが、春というのはヨーロッパにおいてもとりわけ美しい季節とされ、その理由の多くを占めるのは日に日に長くなる日照時間とその日差しの鮮やかさなのだろうと思います。街を歩けばテラスや川岸に集まって恙無い時間を過ごしているパリジャン、パリジェンヌがいっぱい。皆日差しが大好きです。

 

先日パリにて行われた第5回Concours-Festival répertoire pianistique moderneにて自作《Buffer-groove》を演奏した栗山沙桜里さんがグランプリを取ったとのこと。近現代のレパートリーのためのコンクールということで、20世紀の作品を中心に組んだコンテスタントが多い中、自作を取り上げていただいて、かつ素晴らしい結果を残されて嬉しい限りです。この作品は昨年末から今年頭にかけて書いたもので、Youtubeに演奏の動画が上がっているのでトップページに動画を追加しました。

 

来月アムステルダムにて、2016年に書いた《Mask》が初演者の二人、リコーダーの梁益彰くんとチェンバロの須藤真地子さんによって再演されます。ますます進化を続ける二人による再演は非常に楽しみなところ。こちらのプログラムの中の、26日の20:15からのクロージング•コンサートの中で演奏されるようです。

 

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8th April 2018

2018/04/08   -日常のあれこれ

もうしばらく前になりますが、3月23日の演奏会は無事に終了致しました。

 

学内での演奏会は自分にとっては実験の場であり、毎回毎回それぞれが到達点であると同時に経過点としての意味合いが強いのですが、そういった意味合いの演奏会はこれが最後。次は大きな到達点である卒業制作なので、今まで培ってきたものの集大成として、一層の気合を持って取り組みたいと考えています。(おそらくは来年度の電子音楽の演奏会に参加するとは思うのですが、現時点では未定)

 

その演奏会が終わってからというもの、現在まで宙ぶらりんの生活…演奏会が終わった後の休憩期間といえばそれまでなのですが。やるべきことはしつつ、それらが全て喫緊のものでないせいか、注意力散漫の状態が続いていますが、その状態もそろそろ辛くなってきたので、どれかに照準を合わせて、本腰を入れて作業したいと思います。

 

 

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18th March 2018

2018/03/19   -作品演奏会関連

パリは突然の雪模様。パリに比べて東京が暖かいと安心する自分がいます。

 

今週、23日の金曜日、今年度唯一となる学校での本番があります。8人のアンサンブルとエレクトロニクスのための作品。本当に素晴らしい指揮者、Pierre-André Valade(近々日本での指揮の機会があるそうです)によるリハーサルの中でアンサンブルは見違えるような進化を遂げ、明日から始まる最終調整が本当に楽しみです。あらゆる学校のエレクトロニクスの演奏会を担当する百戦錬磨のテクニシャン、Jacques WarnierとJulien Aleonardの万全のサポートを受け、本番に臨みます。友人の作曲家たち、Matias De Roux, Théo Mérigeau, Daniel Apodakaの作品も本当に楽しみ。