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23rd December 2014

2014/12/23   -日常のあれこれ

 

ホテルに泊まり、スーツケースを2個転がし、1つを預け、仮住まいで暮らし、新居に移り、預かり荷物を受け取り、銀行に行き、携帯を契約し、プリンターを買い、配達証明で郵便を送り、学校が始まり、シテユニに行き、バカンスを経て、フットサルをし、移民局に行き、クリスマスマーケットに行き…もちろんコンサートやバレエ、オペラにも行き………はやくも4ヶ月が経とうとしています。12月ならではのイベントのいくつかも行きましたが、それは1年後、2年後にまた書きます。

 

さて、ようやく事務手続きが終わったので振り返り…それぞれの手続きの詳細に関しては色んな方がウェブ上に書いているのでそれを後追いすることはしませんが、その全体の流れに関して書いてあるページは(もしかしたらあるのかもしれないけど)私には見つけられなかったので、仏留学の大まかな流れについて書きたいと思います。詳細は度重なるマイナーチェンジがあるでしょうが、大筋が変わることはないでしょう。

 

(0、仏学校の受け入れ証明)→1、キャンパスフランス→2、フランス大使館、ビザ→3、入居→4、滞在許可証→5、銀行口座開設→6、携帯電話契約→7、Navigo(ImagineR)の申請→8、アロカシオン(住宅)の申請

 

人によって順番は前後するかと思いますが、基本的にはこの順番で手続きが進むと思います。加えて住宅保険や社会保険などの手続きあり。

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13th November 2014

2014/11/13   -日常のあれこれ

 

のだめカンタービレは第10巻でパリへと舞台を移しますが、そこで主人公が通うのがパリ国立高等音楽院です。作中ではコンセルヴァトワールと表記されていますが、校舎の形からカフェテリアへ繋がる階段から忠実に再現されているので間違いなくこの学校がモデルなのでしょう。

 

未だになぜそうなのかはわからないのですが「コンセルヴァトワール」というカタカナはパリ国立高等音楽院のことを指すよう。ただ”Conservatoire”というフランス語の意味は「音楽学校」程度のものなのでフランスに数多ある…少なくとも公立の音楽学校の名前にはすべてConservatoireという単語が入っています。フランス語でパリ国立高等音楽院は、略字でCNSM(セーエヌエスエム)と呼ぶ人がとても多く、CNSMDP(セーエヌエスエムデーペー)やConservatoire de Parisという名前もしばしば使われます。一学年100人から150人程度で、日本人は各学年10人弱。

 

映画版のだめカンタービレはパリが舞台ですが、そこで撮影に使われているのがこの学校です。入り口頭上に学校名が記されているのですが…映画でも使われていたその箇所が最近新調されまして…おまけに国旗までつき…古い看板の写真を撮っておけばよかったと後悔。映画を見返せばいいか。

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27th October 2014

2014/10/27   -日常のあれこれ

 

気のゆるみかさては心労か、ともかくここ1週間ほどお付き合いした風邪がようやく抜けてきました。そんな風邪を吹き飛ばすかのような壮絶なインプロを昨日体験してきたので備忘録がてら。

 

写真は演奏会後の舞台上の様子。演奏者はZakir Hussain, tabla(タブラ)/Rakesh Chaurasia, bansuri(笛)/Sabir Khan, sarangi(弦楽器)/Abbos Kosimov, doyra(膜鳴楽器)/Deepak Bhatt, dhol(同)/Vijay S. Chavan, dholki(同)。日本語のウィキペディアのない楽器がほとんどですが、どの楽器の音色もとても親しみやすいもの。超絶技巧、という言葉は彼らのためにあるのではないのかと思えるほどに技巧的な時間が長かったですが、基本的には西洋のそれと同じ拍子感覚で構成されていたので、全体として非常に聞き心地のいい時間が続きました。

 

演奏に関しては…アンプリファイまで含め聴衆に届く音を完全にイメージしきれている、という点がなにより感嘆したところ。あとは時間構成の妙。これは書くことができない類のことなのですが。

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21st August 2014

2014/08/24   -日常のあれこれ

 

写真は受験の際、そしてその前の初渡仏の際にお世話になっていたデュプレックスから撮った鳩。日本でまじまじと鳩を見たことはありませんが、そんな私でもわかるくらいに丸々と太っています。日本では「鳩にエサを与えないでください」なんて立て看板があることもしばしばですが、もしその指示を破っていたらこのようになるのでしょうか。

 

パリの人々が鳩にエサを与えているかどうかはともかくとして、この街にはこのように恰幅の良い鳩がごまんといます。ある先輩に聞くと、鳩というのは日本におけるカラスのような位置づけで、決して人々に親しまれている存在ではないようです。平和の象徴として接している日本とは対照的。

 

ではカラスはどこにいるのかというと、町中にはいません。ヴァンセンヌ、ブーローニュなどの森、リュクサンブール公園などに行けばいるそう。好かれているのか、それとも嫌われているのかはわかりませんが。

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17th August 2014

2014/08/17   -作品演奏会関連

 

このページを更新するにあたり前に書いていたものを消してしまったので、YouTube及びSoundCloudに載せている拙作について一言メモを書いていきたいと思います。当面は作曲順。

 

 

というわけで最初は《秘色の芳香》。ある観点から見ると今後これを越える作品を作ることは不可能だとすら思えるほど、純粋な表現によって全曲が統一されています。反面お気に召さない方も多い作品ですが、それはこの作品における表現が強固だということを示す何よりの証左ですので歓迎すべきもの。原風景という言葉がありますが、この作品は私にとってまさに音の原風景。この作品を聴くことで作曲者である私はいささかの精神のやすらぎを得ることができます。

 

作品を聴く、と上に書きましたが、私が聴く録音はここに紹介する録音のみ。この演奏…創作に於ける演奏の重要性というものを私は本当の意味で理解し始めるきっかけとなったこの演奏のために幾度も幾度も時間を作ってくださった演奏者の皆様には本当に感謝しています。

 

1年以上曲を書くことができなかった苦しみを抜けたすぐ先でこの作品、そしてこの録音と出会えたことはとても幸福なことだったのかもしれない、と今は考えています。