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28th October 2018

2018/10/28   -作品演奏会関連

 

気づけば10月の終わりがもうすぐそこ。それより一足先に、今しがたサマータイムが終わりを告げました。ヨーロッパと日本の時差は7時間から8時間へ。日本とのやり取りの時間を勘違いしないように注意が必要な時期になりました。夜の黄色の街灯がとても美しい。サマータイムが終わるこの時期は、例年バカンスに突入する時期。一年間に4回あるフランスの学生のためのバカンスはそれぞれ2週間ずつあるのですが、10月末のバカンスのみパリ音楽院は1週間。他のコンセルヴァトワールは休みが長くていいね、という話が学生間で行われるのは毎年のことですが、教育を受ける機会が多いということは単純に幸せなことのように思えます。

 

個人的にはバカンスだろうがそうでなかろうが生活が激変するわけではなく、文章を書く日々が続いています。文章を書くのは好きなのですがどうにも苦手で、数をこなして慣れなければ、といったところ。いっぺんに多くのことが降りかかってきたときに精神的に押しつぶされずにできることから一つづつこなしていく訓練が必要だという10月の振り返り。加えてひょんなことから電子音楽にまつわるとあるプログラミングに手を出したのですが、果たしてものにできるかどうか。来年の春にパリでそれを用いた作品を初演し、その後日本でのプロジェクトでも用いることができればいいのですが、長い時間がかかりそうです。

 

さて、日本での話ですが、11月8日木曜日に東京、日暮里サニーホールにて拙作が初演されます。薬師寺典子さん(ソプラノ)、岩瀬龍太さん(バス•クラリネット)、吉原佐知子さん(十七絃)という日本とヨーロッパを股にかけて活動する素晴らしい演奏家の方々による演奏。自作の他には八橋検校、池辺晋一郎先生、Nicolas Bacri、Harry Crowl、近江典彦さん、趙世顕さん、木下正道さんの作品がプログラミングされています。正直なところ、このメンバーの中に自分が入っているというのはかなり嬉しいもので、現場に立ち会えないことがものすごく残念です。充実した演奏会になること間違い無しなので、首都圏の皆様ぜひ足を御運びいただければと思います。演奏会の詳細はこちらから