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15th May 2016

2016/05/15   -作品演奏会関連

 

友人の活躍は本当に励みになるもので、特に同じ学校に所属している友人だと応援する気持ちと自分も頑張ろうという気持ちとがひとしお、というのは私に限った話ではないと思います。

 

現在開催中のエリザベート王妃国際音楽コンクール(Queen Elisabeth Competition / Concours Reine Elisabeth)のピアノ部門の本選にパリ国立高等音楽院第三課程(DAI)に所属している岡田奏さんが進みました。本選は5月23日から28日にかけて行われますが、彼女が演奏するのは最終日、5月28日の現地時間20時から。日本だと朝の3時からで、おそらくライブ配信されると思います。

 

近年では作曲の酒井健治さんやヴァイオリンの成田達輝さんなどパリ音楽院関係の友人とご縁のあるこのコンクール。彼女自身の最高のパフォーマンスが本選で発揮できるようにパリから祈っています。

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6th May 2016

2016/05/06   -日常のあれこれ

 

今からおよそ1ヶ月前、パリに住んでいる東京藝術大学の関係者の会にお誘いいただいたのですが、その中で作曲家の丹波明先生が「パリ音楽院というのはとにかく試験が好きな学校だ」ということをおっしゃっていました。おそらくこれは長い伝統なのでしょう。エクリチュール(音楽書法)に関係する、一日中部屋にこもって行う試験(Mise en loge)はこの学校では非常に長い時間をかけて行われます。

 

私の所属する作曲科の入試では20-21世紀エクリチュールと名付けられた課題があります。これは朝8時開始で夜8時終了。これも非常に長い、12時間を要しますが、この学校で最長の時間を要する試験はエクリチュール科やオーケストレーション(管弦楽法)に関する試験。これは朝6時半開始で夜23時30分に終了。17時間の長丁場の試験です。いずれも終わった段階で帰ることができます。しかし実際行ってみるとどちらもあっという間。むしろ時間が足りない。

 

というわけで、必修であるイニシアシオンのオーケストレーションの17時間の試験を昨日終え、これから1週間、試演のためのパート譜作成に入ります。