「 月別アーカイブ:2016年04月 」 一覧

no image

28th April 2016

2016/04/28   -日常のあれこれ

 

労働法、Loi Travailの改正に関連したデモ(Nuit debout)が未だ続いているパリです。2週間ほど前に、RépubliqueやTrocadéroの広場で集会が起き、夜間に駅が封鎖されたり、交通規制がなされたりすることがありました。私自体はそれらの駅を普段使うことがないので、現在の様子に明るくはありませんが、各種記事やSNSを見る限り、この運動の勢いは衰えるところを知りません。ましてやこの日曜日は5月1日。メーデーには1er Mai Deboutと銘打って、普段より早い18時からフランス各地で抗議集会が起きるとのことです。この件に関する日本語の記事はこちら。
http://blogos.com/article/173553

 

もう一件社会のニュース。パリのあるイル=ド=フランス圏ではDirect Matinという無料の新聞が各駅で配布されています。その中の1つの記事。Nos centrales sont jugées sûres par six français sur dix、10人中6人のフランス人は原子力発電所の安全性に対して信頼しているという記事。この中では原子力発電所に対して60%のフランス人は信頼しており、内7%は絶対安全だと評価している。男性の73%、女性の49%は信頼している。世代別だと65歳以上の63%、25-34歳の60%、18-24歳の56%は信頼を置いており、経営者の内65%、労働者の内53%は安心している、と紹介されています。領土、人口、地震など、何もかも条件が違うフランスと日本なので、この調査を字面通りに読むことはできませんが、フランスでは原子力発電所に対して一定数の支持があるようです。ちなみに個人的にこの記事で注目したのは冒頭

 

Les catastrophes du passé n’ont pas entamé leur confiance. Une majorité(60%) de Français juge que, par rapport à l’éventualité d’un accident nucléaire semblable à Tchernobyl et Fukushima, les centrales français sont aujourd’hui sûres, selon un sondage de l’Institut CSA, réalisé en exclusivité pour Direct Matin.

 

チェルノブイリと福島の名前が並列されている、ということは当然であると同時に驚くべきこと。ここに新たな日本の名前が追加されないことを願うばかりです。
記事はインターネット上で読むこともできます。
http://www.directmatin.fr/france/2016-04-26/sondage-exclusif-6-francais-sur-10-estiment-que-les-centrales-nucleaires-du-pays

no image

4th April 2016

2016/04/04   -日常のあれこれ

 

エイプリルフールの話。フランス語でエイプリルフールはPoisson d’avrilといいます。四月の魚。かつてフランスでは新年は4月1日でした。新年には贈り物を贈る習慣があったようです。16世紀、時の王シャルル9世が新年を1月1日に移行しましたが、人々の中にはそれに反発する意味も込めて4月1日に贈り物を贈る習慣が根強く残ったらしく、それが時を経るうちに意味を変え、偽の新年祝いとしてこの習慣は残りました。この時期はキリスト教にとって肉のお断食期間に当たったことから動物にまつわる贈り物が伝統的に選ばれたようで、そこから四月の魚というように呼ばれるなったとのことです。

 

今年のパリは非常に楽しいイベントがエイプリルフールにありました。RATP、パリの交通を仕切るこの組織が、パリのメトロの駅のいくつかの駅名看板をすり替えた…観光客には至極迷惑な話ですが、私たちパリ在住者はこのRATPの粋な計らいにほころびました。以下のリンクは駅名が変わった駅と変わった看板の一覧:

 

http://www.ratp.fr/fr/ratp/v_149039/metro-rer-la-ratp-renomme-13-stations/